La vie en rose ・・・ 歌うこと・生きること・楽しむこと


ソプラノ歌手の森朱美。13歳と10歳の2児の母でもあります。人生最後の日に「La vie en rose!」といえるようになれたら・・・と日々奮闘中!
by moriake
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カテゴリ:歌うこと( 43 )

ハムマガ10 最終回

ハムマガ涙の最終回!!
なんで涙なん?

オペラ「ハムレット」は二日間の公演を無事終了!
予想通り残暑が厳しい土日でしたがありがたい事に沢山のお客様がお越しくださいました!
県民ホールの上階ロビーから見る横浜の海と空はキラキラと輝いておりました。
初めてオペラを観に来て下さったお客様は楽しんでいただけましたでしょうか?
キャストも合唱もダンサーも子役さんもオーケストラもすべてのスタッフが全力でそれぞれの役目を勤めました。本当に沢山の拍手をありがとうございました!(涙その1)

まずオフィーリア役としての感想は・・・
私が予想していた以上にお客様はオフィーリアの場面を期待していた!
初日組の盛田麻央さんの大成功で関係者もそれを再確認!!
「森朱美もたのむぞ~!」的な視線を痛~いほど受け
プレッシャーMAAAAAAAAX!!!!!(涙その2)

オフィーリアは1幕2幕3幕4幕と1場面ずつ登場するのですが(2幕はフィナーレもあり)
3幕までは一応まだ正気モードで意外と中間音メインのしっかりした声が求められる音楽になっています。
私の実力でこの辺をドラマの勢いに任せ歌い飛ばしてしまうと・・・4幕で玉砕!!(キャー!)
なんてことも・・・という不安がありました。ゲネプロでは限界に挑戦した感もありましたが本番は少し慎重になっていました。(涙その3)

舞台はナマモノ!
どんなに練習を重ねても本番はびっくりするような出来事が起きるものです。勿論大きな危険を伴う事故は絶対に起きないように今回も舞台スタッフが舞台の袖に潜んで見守ってくれていました。総勢何人いたのかなぁ。20人くらいいたかなぁ。とにかく照明があたってる所以外は真っ暗なんです。転び屋の私はいつも手を繋いでもらって移動しておりました。
そうそう!今回嬉しかったことその1!舞台監督(舞台上全てを仕切る責任者)のTOKUさんがリハの時にボートから降りる私をひょいっ!とお姫様抱っこしてくれた~~~!この大きな女の私をですよ!幼い頃から夢に見てたお姫様抱っこ!感動!(涙その4)
それはいいとして今回も色々ありましたが内緒で~す。
2幕で私が投げ捨てた本が縦に立った時は思わず笑いそうでしたが、それって縁起がいい!って意味不明な慰めもらいました・・・(笑)。

良くも悪くもオペラ「ハムレット」はオフィーリアが目立つように描かれておりますが、タイトルロールのハムレット様は想像を絶するセリフ(歌詞)の多さ!他の人のアリアの場面でも舞台上にいることが多い!とにかくほとんど歌ってるという大変な役です。初日の月野さんも共演した森口さんも本当に凄いと思いました。稽古中の血の滲むような苦労も隣で見ていたので終わった時は母のような気持ちで感動しました。(涙その5)

終演直後の森口&森コンビ(掲載OK頂いてます)
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舞台について・・・
今回の舞台にはお城や宮殿の広間は出てきませんでした。
いわゆる象徴的な舞台で「水に浮かぶ島」でドラマが進みます。
そこは現実世界とあの世の中間の世界で、悩める人間たちがウヨウヨしています。
不気味に光る大きな月がすべてを支配しているかのようでした。
オフィーリアは月と妖精(死神?)に操られるように死の国への小舟に乗り込みます。
演出家の佐藤さんはデンマーク王室の歴史物を現代の日本人である私達がただ真似て伝えるのではなく、普遍的なテーマを炙り出したかったのだと思います。
観る方それぞれ趣味が違いますから舞台設定については色々なご感想があると思いますがそれでいいのです。画期的な公演ほど昔から賛否両論の中で生まれています。
照明が美しかった~!

賛否両論と言えば・・・
オフィーリアの衣装でしたね。
1.2幕は・・・(涙その6)
アラフォー末期の私としては勇気のいる衣装でした。
身内には「イタくて見ていられなかった。」と言う者も若干1名おりましたが、子供たちは「ママかわいかったよ!」って言ってくれたので良しとします。1.2.3.4幕とオフィーリアが女に成長してゆく様を表現したかったということです。「オフィーリアのイメージとは違う!と思ったけど個人的には萌え!」というマニアックなつぶやきの男子もいました。汗
3幕は王妃が冒頭の婚礼で着ていた花嫁衣装をオフィーリアに無理やり着せたという義母のちょっとしたお仕着せ的アイディアも面白い。
4幕の狂乱ドレスは大抵白が定番ですが、今回は醒めるような青が肩から縦に染められた印象的なドレスでした。4幕の幕開きから水の精の化身となったオフィーリアがいました。
映画だったらCGや特殊メイクで脱皮的なエグい演出もありかも・・・
狂乱ドレスだけは演出家のこだわりで最後の最後まで修正を重ね作り上げました。
衣装さん渾身の手染めですよ!!!
ちなみにワンショルダー的な肩だしも意図的です。(中身が見えないよう細工してあります!)

あっという間に長くなってしまいました!
残念ですがこのへんで・・・

おおおおおっとーーっ!大事なことを忘れておりました!
今回のオペラ「ハムレット」フランスのグランドオペラというジャンルに属しておりまして、合唱の活躍が大変重要な作品でした!合唱が最初の場面から板付き(幕が開く前から舞台にいること)で登場し、最終幕5幕の幕切れのカットアウト(照明がパッと消えること)まで活躍する作品は珍しいです。
今回のオーケストラの規模からみたらもっともっと人数がいないと大変でしたのに少数精鋭で皆さん全力で歌い演じていました。
5幕は今回の演出ではオフィーリアは(死体)登場しませんでした。
象徴的に青いベールが飾られるだけ。
お陰で私は舞台袖で最後のシーンをゆっくり見ることが出来ました。
「誰の葬式だ?」
「お前知らないのか?!」
というハムレットとレアティーズのやりとり。
そして葬列の合唱・・・あまりに美しく切なくやるせないシーンで本当に涙がポロポロ出てきました。
お客様も涙をぬぐっていたそうです。(涙その7)
ハムレットをはじめキャストも合唱もダンサーも素晴らしい歌と芝居で心に迫るものがありました。
「ハムレットって泣けるオペラだったんだ~」って初めて思いました。
「あ~ん!オフィーリア可愛そう!」ってあたしか?!
自分の死を見て涙ポロポロ・・・ってことは幽体離脱?!
よくわからなくなってきたぞ~。
これ以上いくとまた狂乱しそうなのでこれでおしまい!

合唱団の皆様!打ち上げ楽しかったですね~!
余韻に浸る間もなく皆さんは来年の練習が始まりますね。
来年の公演もご成功お祈りしていま~す!! 
今度はドイツ語ですね!がんばってくださ~い!

終演直後女性合唱の皆さんとマエストロと森口さんと(岩村さんにもOKもらってます)
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今年の夏休みは一生忘れない!!(涙その8)


ハムマガを応援してくれて本当にありがとうございました!(涙その9)


FIN(涙その10) ・・・なんでやねん!
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by moriake | 2013-09-02 13:03 | 歌うこと

ハムマガ9

ハムマガもいよいよ大詰め!
最後の更新になってしまうかな…
お稽古の合間に合唱の方々に「ハムマガ楽しみにしてます!」って声をかけられ「えっ?え~~っ!はずかし~」と赤面…現場では気づかれないようにしてたのに…

本日は1回目のオーケストラとのリハが無事終わりました。このところ苦悩の日々を送ってたのでホッと一息です。これからはずっとオーケストラと歌える!嬉しい!今更言うのもなんですがオペラ「ハムレット」音楽カッコいいっす!木管金管楽器の活躍には目を見張るものがありますし、悲劇ではありますが、幕開きから祝典のファンファーレへと流れていくさまは雅で華やかです!いきなりオーケストラが魅せてくれますよ!神奈フィル最高!マエストロの棒も冴え渡ります!
●オペラ初参戦の皆さんへ マエストロとはイタリア語で専門分野における巨匠、先生に対する敬称です。音楽界では主に指揮者や名演奏家に対して使われます。その昔フジテレビで三上博史がマエストロ!って呼ばれてた熱血ドラマありましたね…えっ覚えてない?!…15年位前の話です…汗

現代の私達は「ハムレット」(1868年)以降のオペラの名作を知っているので、この時代の音楽に触れた時にドラマに物足りなさを感じることがあります。「ボエーム」や「蝶々さん」なら泣けるのに…なんて。
それはその通り!ハムレットに感情移入して泣く人はいないでしょう。オフィーリアの死さえもミミの最期のようには泣いたり出来ません。しかしこの時代の様式の中でもっとも劇的にそしてロマンティックに描かれたオペラ「ハムレット」。この典雅な音楽に浸る時、日常の喧騒からスーッと離れたところに私たちを誘ってくれます。そして「生きるべきか~死ぬべきか~それが問題だ~~」なんて少し想いにふけってみたりして。

ハムハムハムハム

最後に生オペラ初挑戦のあなたへ!

よく質問されるのですが…
ちょっと緊張する拍手のタイミング(笑)
ご安心ください!
作曲家トマ先生はそれぞれの場面の最後に「はい!終わりましたよ!」と言ってるかのような音楽を付けてくださっています。
歌舞伎のように屋号を叫んだりする習慣はありませんが 、劇場の雰囲気も楽しんでくださいね!

ちなみにドレスコードもありません!

あっ!クーラーは恐らくガンガンきいてると思われます。
お気をつけくださーい!

…とどうでもいいような話になってきたと言うことは…ネタギレですね!汗

当日はまだまだ残暑が厳しい頃だと思います。
どうぞお気をつけていらしてください!

まだ悩んでるそこのあなた?!

チケットまだまだ間に合いますよ~!

非公開コメントで承っておりますよー!

合唱のみなさ~ん!がんばりましょうね~~~!
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by moriake | 2013-08-24 01:14 | 歌うこと

ハムマガ7

娘が10歳の誕生日を迎えた日。10年前の自分を久しぶりに思い出しました。何も変わってないようで・・・いやいや!良くも悪くもすっかり変わってしまいました。びっくり!でも腕の中にすっぽり入ってた赤ちゃんがこんなに大きくなってツンとお姉さんぶって立ってるのを眺めるほうがもっとびっくり!10年前に突如私の前に現れた宝物!思春期目前で難しい年頃になってまいりましたが、まだまだ無邪気で可愛い笑顔に癒されます。薄情な母はお誕生日にオペラの稽古・・・本当にごめんね。

おっと!ハムマガでしたね。

ハムハムハムハムハム

今回はお盆休み直前の疲れた体に優しい内容で、登場人物の名前のおさらいで~す!

まずは…アムレット!
はい!フランス語はHを発音しませんのでハムレットはアムレットです。
歌の中では「アムレ~~」と聞こえて来るはず。あるCDではあえてHを発音して録音してるものもありますが、無理やり「ハッ」と発音するのは音楽の流れの妨げになって美しくないように思います。

次に…オフェリ。
はい!オフィーリアです。「オ」から始まる名前なのでその前の単語によって「~ゾフェリ~~」とか「~ドフェリ~~」と聞こえてくるのでちょっと不気味な感じ(笑)

オフェリのお兄さんレアティーズは・・・ラエルトです。
親友のホレイショはオラスィオ・・・

でも字幕は英語の定番の発音で記載されますのでご心配なく!

あとは名前ではないのですが王様の事を「Sireスィール」お妃を「Madameマダム」などと呼びます。

それから、ハムレットが狂った芝居を始めるとオフィーリアを突き放すために「TU親称」ではなく「VOUS敬称」で話すようになったり、亡霊を父親だと確信した瞬間ハムレットは「VOUS」から「TU」に切り替え親子の会話になります。なかなか聞き取りにくいとは思いますが、ハムレットの心情の変化とともに違いを感じていただけたらちょっと面白いかもしれません。

立ち稽古は粛々と進んでおります。先日は漸く「狂乱の場面」に入りました。
ちゃんと歌うことで精一杯な場面ではありますが、オフィーリアの感情の起伏の音楽と動作がピッタリ合った瞬間に技巧的なメロディが自然な心の叫びになります。ふわっと声が空に羽ばたくような感じ。これがオペラの醍醐味。

演出の佐藤美晴さんは若手女流演出家です!
女性が演出する「ハムレット」って珍しいような気がするのは私だけかしら・・・
勿論ハムレットの苦悩が物語の中心なのですが、最愛の母と恋人オフィーリアという存在についての考察は女性ならではのものがあります。

本番をどうぞお楽しみに!

まだまだチケット絶賛発売中!!!


楽しい夏休みを!
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by moriake | 2013-08-08 15:00 | 歌うこと

ハムマガ6

さぁ!オペラ「ハムレット」までいよいよ一ヶ月となりましたーっ!ハムマガもお陰様で6回目。
今回は原作に描かれていないオペラならではの名場面をご紹介いたしましょう!

049.gif「ハムレット」の聴きどころ「その9」 【第一幕 ハムレットとオフィーリアの愛の二重唱】
開演してから約15分後!すぐですよー!

喪が明けぬ間の母親の再婚によりハムレットは既に女性という生き物に不信感を抱いているのですが、オペラではオフィーリアの純粋な愛にハムレットは一筋の希望を持ちます。
彼女の真っ直ぐな愛を受け止め、ひとときの甘い時間を過ごすのです。
これぞオペラ!と言うにふさわしい、恋人たちの対話です。
「光を疑え!太陽を疑え!でも俺の愛は疑うな!」
ひぇ~!!ハムレット様カッコ良すぎ~・・・汗
はじめオフィーリアは「最近ちと冷たいやろ」とチクリチクリしますが
最後にはうっとりハムレットの腕の中です。

オペラのお約束のようなただの愛の2重唱と思われがちですが、このシーンは意外と大事です。オペラではオフィーリアが狂乱するに至る原因がハムレットの心変わり、ハムレットのご乱心のみということになっているので・・・(原作では父親が殺されるという事件がありますがオペラにはない!)ここでしっかりと強い絆を表現しておかないとその後のオフィーリアの嘆きがチープなものになってしまいます。また、このオペラ全編を通して唯一のロマンティけックな場面ですから、お楽しみに!
・・・そういえば、バリトンさんとの愛の2重唱は滅多にないかも・・・

このシーンでハムレットはオフィーリアに愛を誓ったにもかかわらず亡霊に出会ってからは
オフィーリアを拒絶し彼女を侮辱していきます。そして原作でも有名な場面「尼寺へ行け~!」になるわけです。
049.gif「ハムレット」の聴きどころ「その10」 【第3幕ハムレットと王妃とオフィーリアの3重唱】
この場面でのハムレットははっきり言って鬼です。
「アレー!ダンザンクロワートゥル!アレー!オフェリ!」
(尼寺へ行けー!行け!オフェーリア!)
オフィーリアはズタズタです・・・
この訳詞は定番の日本語訳で尼寺ですが修道院ということです。


あとは・・・悪役大王クローディアスの後悔のアリアは前回ご紹介しましたね。バス歌手の見せ場です!

あとは・・・ハムレットの学生時代の友人ローゼンクランツとギルデスターン。原作では王の手下のような鼻につく役回りで最後は陰謀に巻き込まれイギリスで処刑されてしまいますがオペラでは登場しません。

それから・・・オフィーリアの兄レアティーズは、父と妹をハムレットのせいで失い激怒。
原作では上手く王に丸め込まれてハムレットを殺すための決闘の相手となりますが、オペラではいよいよ決闘か!という瞬間にオフィーリアの葬儀の一行が通りがかり、決闘は中断され最後まで死なず幕となります。

因縁のノルウェーの王子フォーティンブラスも登場しません。

最後はハムレット王子が亡霊の指示するままに王を殺し「私が王だ!」
と言い切り幕となります。

この辺の場面は立ち稽古が進むにつれて面白いことになって行くのだと思います!
お楽しみに!

ではでは明日の稽古に備えて
おやすみなさ~い!
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by moriake | 2013-08-01 01:51 | 歌うこと

ハムマガ5

前回オペラとして書き換えられた「ハムレット」に迫る!
なんて予告してしまいましたが、原作の芝居とオペラとの違いを問うことはトマのオペラにケチをつけることになってしまうのでは・・・という思いがよぎって今回はなかなか更新できませんでした。

とはいうものの・・・お芝居とオペラはそもそ違う種類の娯楽です。それぞれに適したテーマがあり、見せ方があります。作品は作られた時代の流行とともに生まれるものですから、その辺はあまり悲観せずに大らかな気持ちで取り組んでみようと思いま~す。

ハムハムハムハム

さて、まずは登場人物の紹介から・・・
主要キャスト4名はハムマガ2でお知らせした通りですがキャラ解説付きでもう一度!

★ハムレット、デンマークの王子(バリトン)・・・「ハムマガ4」を参照。
★オフィーリア、王の侍従ポローニアスの娘(ソプラノ)・・・「ハムマガ3」参照。

★クローディアス、デンマーク王(バス)・・・このオペラの唯一の悪役。女も権力も欲望を全て叶えるエネルギーを持つ肉食系ちょーわるオヤジ。そんな彼も兄を殺した罪を後悔する瞬間があります。バス歌手の低音の魅力が堪能できる1曲が用意されてます!私はソプラノなので詳しくわからないのですが恐らく相当低い音域を鳴らすテクニックがいるのでは!「魔笛」のザラストロ顔負けのアリア(ハムマガ2参照)です。
049.gif「ハムレット」の聴きどころ「その6」 【第3幕 王のアリア】

★ガートルード、王妃ハムレットの母(メゾソプラノ)・・・ズバリ女です!惚れた男のためなら何でもやっちゃいます。勿論良心の呵責に苛まれて最後まで苦しんでいます。特に最愛の息子ハムレットが思った以上に壊れてしまったことにとてもショックを受けてしまいます。ハムレットの嘆きがオフィーリアへの恋煩いであって欲しいと最後まで思い込もうとします。オペラ全体を通してとても悲痛な心の叫びを歌いますが、中でもオフィーリアに「おまえだけが頼りです。あの子を助けて!私を助けて!」と訴える場面は迫るものがあります。
049.gif「ハムレット」の聴きどころ「その7」 【第2幕1場 王妃のアリオーゾ●】
●オペラ入門講座:アリオーゾとはセリフをしゃべるように歌うのとメロディを朗々と歌うのの中間で歌うアリア

その他に・・・
★オフィーリアの兄レアティーズ(テノール)・・・彼は幕開きの王の結婚式のために留学先のフランスから戻りましたがハムレットに妹を託してすぐにフランスに戻ってしまいます。オペラではお国のためになぜか戦地にいくのですが。(049.gifハムマガ2参照)そしてオフィーリアの死の知らせでまた帰国。ハムレットに決闘を申し込みます。原作ではハムレットに父親を殺されるのでその怒りとオフィーリアを狂わせ死に至らしめたハムレットへの恨みが込められています。

★将校マーセラス(テノール)・・・ハムレットに前王の亡霊の存在を知らせる役目があります。ハムレットが宮殿の中で信頼している数少ない人物の一人。

★ハムレットの友人ホレイショ(バス)・・・オペラではマーセラスとペアで登場しクローズアップされない役ではありますが、原作ではハムレットの無二の親友であり、終幕すべてが終わった時にたった一人生きてこの事件の目撃者として務めを果たす重要な役です。全体を通じてギリシャ劇のコロスのような役割があり、観客と舞台をつなぐ人物。

★亡霊、デンマーク王ハムレットの父(バス)・・・代わって王となったクローディアスの兄。弟に命と王位と妻を奪われた恨みで亡霊となり息子に復讐を迫ります。初めはハムレットと仲間にしか姿が見えない。終幕再び登場する時には全ての者に見える状態でハムレットに復讐を実行させる。

★ポローニアス、王の侍従、オフィーリアとレアティーズの父(バス)・・・オペラでは脇役ですが、原作ではクローディアスの手下として国王の殺害に手を貸し王妃との結婚にも協力します。願わくば娘オフィーリアを王子と結婚させられれば完璧!と思っている大変な策略家である。原作ではハムレットと王妃の場面でカーテンの影でこっそり様子を伺っていたところハムレットに王と間違えられて刺殺されてしまいます。オフィーリアの狂乱はこの悲劇から加速することになるのですが、オペラではなんと!最終幕の幕切れまで生きています・・・汗
彼が「オテロ」のイヤーゴのようだったらかなりの迫力が出そうですが、そこまで悪人ではないので悪役はクローディアス王一人で我慢してもらいます。

★墓堀人1.2(バリトン&テノール)・・・大詰めでオフィーリアの墓を掘る場面があります。狂乱の場の直後に一見地味なシーンですがお芝居オペラ共に大変印象に残るところ。オペラでは「偉いのも金持ちも男も女も死んじまったらみんなおんなじよ。必ず番が回ってくるのさ。この世のことは全て虚しい!でも酒は別よ!人生は酒の中にある!」と土を掘りながら歌います。モーツァルトの「魔笛」の武士の2重唱のような雰囲気で私はとても好きです。
049.gif「ハムレット」聴きどころ「その8」 【第5幕1場 墓堀人達の唄】

とキャストを紹介しただけでこんなに長くなってしまいました。
残念ですが場面の解説は次回に!

ちなみに今回の「ハムレット」公演のリハーサルはちょうど音楽稽古を終了し立ち稽古に入るところです。
指揮者の岩村力さんをはじめ全てのキャストさん合唱の皆さんともお目にかかり、公演が楽しみになってまいりました!というより私たちキャストは暗譜地獄で苦しんでるところです・・・汗

「ハムレット」公演チケット絶賛発売中!!!!
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by moriake | 2013-07-28 01:08 | 歌うこと

ハムマガ その1

7/25オペラサロントナカイプロデュース「ディナーコンサート」はお陰様でSOLD OUT!
本当に有難いことです。きっとハムレットの稽古真っ最中の時期ですが
色々歌っちゃいます!お楽しみに!

そして・・・残念ながら予約が間に合わなかった皆様!
悲しむ必要はありません!
9月1日神奈川県民ホール『ハムレット』にレッツゴー!GO!

既にお席を予約された皆様へ!
そして・・・
横浜か~まだ暑いしな~オペラでハムレットってどうなのよ~チケット高~い!
と思っている貴方へ! そう!そこのア・ナ・タ!

こちらのblogにて本番までの間、色々とオペラの見どころなどをお伝えしてまいります!
ハムレットマガジン 略して ハムマガ配信中!

ということで今回のテーマは第1回にふさわしく
  「予習したいならこれで決まり!」

ハムハムハムハムハム・・・

日本語訳の戯曲は簡単に手に入ります。
岩波、新潮、白水Uブックス・・・ 昔からの名訳も
どれも微妙に言い回しやセリフのリズムが違っていて訳詞者の拘りが感じられます。
私は岩波の野島秀勝訳が好きです。注釈がとても親切です。
ただ原作を読み込んでいくと、オペラのほうに色々言いたくなってしまうので難しいところ。
今回のチラシで音楽ジャーナリストの池田卓夫さんも書いているように芝居からオペラへ焼直すには色々と様式的制限があったので、初演当時でも戯曲とのギャップに批判は多かったようです。
実際、作曲家のトマ自身がシェイクスピアのお国イギリスでの公演の際、例の結末のシーンを原作通りに書き直したわけで・・・
今回の公演では?ハムレットはほんとに死なないのかなぁ?
これはお稽古が始まるまでわからないですね。
使用楽譜は普通に流通している死なない版ですが、芝居でいくらでも見せられますからねぇ。
楽しみにしてるよ!森口さ~ん!・・・私はこの幕切れのシーンでは既に死んでいるので本番中は薄目を開けてみることにしま~す!オペラグラスで覗かないでね~。

さて本公演を楽しみにして下さっている皆様!
事前に原作を勉強しておきたい! けど 時間がない!方にはDVD鑑賞がおススメ!

ローレンス・オリヴィエ監督/主演とケネス・ブラナー監督/主演のDVDが手に入ります。
(あとはロシア映画とゼッフィレッリのものもあるようです)
前者は大幅にカットした白黒映画、後者は4時間を超える上演時間ですが原作に忠実。
ケネス・ブラナーはシェイクスピア映画はお得意ですが、なかでもこれは集大成なのでは…
まだオペラ研修所時代に日比谷の映画館で圧倒され打ちのめされ興奮した思い出があります。
オフィーリアを演じるケイト・ウィンスレットはタイタニックでレオ様の相手役だった女優さん。
はかないお姫様的なオフィーリアに新しいテイストを付け加えてくれました。
体格も立派で肉感的。決して大人しい娘ではなく自分の考えをきちんと持っている現代的な女性として描かれています。原作ではあいまいになっているハムレットとの元々の関係については回想という形で二人が強い信頼関係で結ばれ共に愛し合っていたという事を見せています。官能的な愛のシーンがとても美しく効果的!
悲劇へと転じていく度にこの回想シーンが繰り返され切なくなります。
こちらの感想を上げるとキリがありません・・・ ケネス・ブラナーが大好きなので・・・
とてもおススメではありますが、この絢爛豪華な舞台セットに目が慣れてしまうと危険・・・汗
METでも歯が立たないです。だって映画ですから・・・
くれぐれも舞台とは別物としてご鑑賞くださいませ。

最後にオペラ版ハムレットにちょっとだけ触れておきます。
きっとMETのライヴビューイングで見られた方もいらっしゃいますね。
これはYouTubeでも見られます。ただ中盤あたりちょっと退屈になってしまうので残念。
この時の目玉はハムレット役のキーンリーサイドの名演技と当時全盛期だったフランスの
ソプラノ歌手ナタリー・デセイのオフィーリアでしたが、体調不良の為代役でした。
もちろんその方は素晴らしいソプラノでしたが、ナタリーの血を吐くような迫真の舞台が見られなくて残念でした。でもこのペアはバルセロナでの映像がDVDに残っています。
ナタリーはオフィーリア役がぴったりだったと思います。留学時代、同門だったのでひいき目もあるかもしれませんが、彼女の音楽性と声の色と芝居作りがとても良いバランスでマッチしていました。
留学時代に幸運にもパリのシャトレ座にてハンプソン&ナタリーの舞台を観るチャンスがありました。
その時のオフィーリアの見せ場には延々拍手が鳴りやまず、しばらく舞台が中断されるほどでした。
その時からオフィーリアを歌いたい!という夢を持ち続けていたのかもしれません。

続きはまた今度!

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by moriake | 2013-06-19 00:22 | 歌うこと

男と女 ご報告!

フランシス・プーランクとデューク・エリントンは同級生!
歌いたい曲を集めたら偶然こんな取り合わせに…
恋の歌は星の数ほどありますが…
今回はエリザベス王朝時代から50年前の曲まで
敢えてベタな歌詞の恋の歌を集めました
…いつも歌っている高踏派や象徴派の詩は暫しお休み
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オープニングはプーランク「愛の小径」
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あれ?モノオペラやるんじゃないの?と驚いた方もいらっしゃったかもしれません

「愛の小径」で女が(男が)歌う心情は…決して忘れられない恋の思い出
この方一体どんな素晴らしい恋愛をなさったのか…
こんなにも情熱的な歌詞の世界で

私の妄想は膨らむばかり・・・

以下勝手な妄想・・・
モノオペラ「声」のヒロインは数年後…数十年後 
生きながらえて(女は簡単に死にましぇん)
こうして思い出の小径を歩いている
そして蘇る過去の断片を回想したのがこのモノオペラ!
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一番の修羅場を思い出してしまったのですが・・・
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本編を半分にカットしてしまったので肝心なところ
男が優しさでついた嘘、それに気づきながらチクチク突っ込む女、
女の強がりがガラガラと崩れ落ちていく様は描くことができなかった・・・
ただのウザい女になってしまったかも・・・
でも混線して動揺してたり、たまたま電話に出た彼の使用人ジョゼフとの切ないシーンは
カットしたくなくて 苦肉の策ではありました
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空間が限られているのでお店のテーブルの上に電話機をおいてあたりをグルグル・・・
視覚的に飽きさせてしまうかと心配でしたが
字幕でなんとか最後まで皆さんを引っ張っていけたようです

歌う私の姿の先にパリのアパルトマンの窓が見え
女が泣きながら電話をしてる光景が見えて切なかった・・・と感想を下さったお客様がいらした
感謝感謝・・・
一番多かったのは
部屋で一人鳴らない電話機をじーっと見つめていた若い頃を思い出したという感想
これは我らアラフォーチームにはセピア色の思い出ですね~!
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幕切れで気を失ってから気がついた・・・
あれ?照明落としてもらうのお願いするの忘れてた!
急にむくっと起き上がって首に絡まった電話のコードを解く・・・カッコわるっ!
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ということでお口直しに
江澤さんのプーランク「エディットピアフを讃える即興曲」とっても素敵でした!!
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後半はどんよりした空を吹き飛ばさんばかりに
ダバダバダ…をお客様を巻き込みつつ歌い
シェルブールの雨傘でドヌーブ気取り(汗)
グリーンスリーヴスで男の嘆きを
別宮さんのさくら横ちょうで日本女の粋を
どん底のソリテュード‥などなど
結局どん底に落ちてゆく一方なので
最後にRシュトラウスのMORGEN
ひゃ~これは私の宝物・・・
死ぬまでに磨かねば!
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ここまで見て下さった方はもうお気づき
今回はただの字幕じゃもったいないということで
お友達の秘蔵写真をお借りして
視覚的にも歌のドラマにはいれるようにしました
モノクロやセピアの侘しく切ない雰囲気の写真がとても素敵でした!
最後に今回のオープニングのスクリーンをパワポヴァージョンで
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本当にありがとう!

「男と女」シリーズ第2弾もお楽しみに!
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by moriake | 2013-05-27 12:51 | 歌うこと

男と女 その6


ぷら~り恵比寿へ行ってみよう!ライヴはこうでなくちゃね

私もよい季節になりましたので緑の芝生でピクニックといきたいところですが・・・
来週は恵比寿に行ってみようと思います!

早くからSOLD OUT!というのも嬉しい悲鳴ではありますが、
本番の日までに「ごめんなさい!ごめんなさいね。」と言うのはとても辛い
今回はとてもいい感じです!

このところモノオペラ「声」についてああだこうだと突っ突いておりましたが
1週間前にして ある種の結論が出た!

プーランクの音楽に浸った瞬間
江澤君のピアノに包まれた瞬間

ふわっとオペラの世界へと誘われていきます

そこには台本がどうだ?とかこの単語がどうだ?などもう何もなくて
体から言葉があふれ出す

至福の時です

体が悦ぶのです

どうぞ楽しんでくださいね!

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by moriake | 2013-05-12 18:44 | 歌うこと

男と女 その5

「女」の正体は?

これを調べたところでこの拗れた別れ話は報われたりしないのだが
最後までいい女でいたいと願う「女」
なんとかことを大きくしないで別れたい「男」
それぞれの立場は理解できる・・・かも
う~ん。日常の出来事に見せかけて
コクトーはなにか凄く作り込んでる感じなのですが
謎が多い・・・ 
コクトーが「女」に込めた様々なペルソナは特定の1人の人物ではなく
「女」または「男」が持つ情念を断片的に並べたものか
エピソード一つ一つが選び抜かれた言葉を用いた「詩ポエム」なのかもしれない

・・・5年前に旅先でこの男と出会う
男は弁護士 結構やり手?
なぜか交際を始める時から5年しか付き合えないということがはっきりしている
両者今の幸せを大切にするために
将来の約束がない関係でもお互い良しとした
男は5年の間はほとんど女のアパルトマンに入り浸る
女は生活すべてを男に捧げ尽くした
女は男の家族ともそこそこの付き合いがあった
男の妹に関してのなにか大事な書類は女の部屋においてあった
今回の別れ話についても男の母親が心配している様子
そして! 一昨日別れ話を切り出したばかりで
男は明日結婚する! ちょっと早すぎ!
いよいよその時が来たかとショックを受けるが
わかっていたことだと自分を落ち着かせる女
数日前に町の行きつけの店で男の結婚相手の写真が載っている雑誌を見てしまっていた
その女はモデルか何か?ともかく有名人
仲間内では二人はもはや知れた仲のために
早々に結婚の知らせを受け取った心無い友人は
あんたじゃないの?というような冷やかしをした
男は明後日マルセイユに発つ予定
女は私たちが泊まったあのホテルには泊まらないで!
と最後のお願いをするが・・・

きっと同じホテルに泊まるんだろうな~

だって世の殿方は一度行ったことのある場所が好きだからね

勝手が分かってたり常連だったりすると安心なんだろうけど・・・

大抵の女子は微笑みを浮かべながら
・・・ここ別な人と来た思い出があるんだろうな~と思ってる…


おっと時間切れ!
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by moriake | 2013-05-02 18:18 | 歌うこと

男と女 その4

「声」の唯一の登場人物は若くエレガントな女性が演じなければならない!
プーランクはスコアの1ページ目にそう書いた
そして恋人に捨てられて当然のように見える年老いたご婦人であってはならない!と続く
そもそもジャン・コクトーの傑作「声」を時の人マリア・カラスのために一人舞台のオペラに
して欲しいと依頼されたところから話は始まった。
芝居では、観客はふられた女の繰り言に共感し涙さえ浮かべたが
オペラには向かないスタイルのこの作品にプーランクがどうしてのめり込んだのか?
向かない理由はいくつかあるが、相手の男や他の登場人物のセリフが描かれていないためオペラ特有の会話のやりとりを音楽に乗せることができないというのが決定的に難しいとされた
シェーンベルクの「期待」というモノオペラはあるがドラマに象徴的な要素が強いので少し条件は違うかな
でもプーランクが生み出した音楽はそれはそれはドラマティックで狂気じみていて、でも切なてく美しいものだった 
コクトー自身がプーランクに自分の朗唱法を確立してくれたと感謝しているほどだ


コクトーも台本の1ページ目にこんなことを書いている
女を演じる女優は 意図的な芝居をしない、捨てられた女の皮肉や嫌味を交えない、
男を愛してるごく平凡な女でいて欲しい。

プーランクは結局カラスの為にではなく、歌手としても友人としても
心からの信頼をおいていたドゥニーズ・デュヴァルをイメージして書いた。
プーランクと共演しているお宝映像も残っているので彼女の美しい容姿と
繊細で抒情的な演奏を聞けば納得できる。

電話が普及し出したのは1900年前後でコクトーがこの戯曲を書いたのは1931年。オペラになるのは更に27年後で、世界は大きく変わっている
電話も進化を遂げ、実は既にダイヤル式も普及していたから交換手はいなかったし、混線も滅多におきなかったらしい
でも私は「もしもし?交換手さ~ん!」というイライラしたやり取りの場面が好き・・・

戯曲のほうを見てもちょっとレトロな趣のある色彩を感じるが、コクトー自身が生きた今のドラマを描いたわけでなく少し前の時代の雰囲気をかりて、男と女の一見ありがちな1シーンをコテコテのフィクションとして創作したというところだろうか。女のセリフの言い回しや単語選びにこだわった個所があるところをみても、決してリアリズムとは言えないのかもしれない  やはりコクトーは詩人!すべてが計算された詩の言葉なのだ!


実のところ、様々なエピソードの中で女性側からみたら「そんなこと言わないわ!」って共感できな部分もしばしばある
「女」は「男」なのではないか?という見方も大いにできる

いずれにしてもこんな事態に陥ってしまうほど、自分を狂わせた相手がいた!というところがミソなんだなぁ

私の尊敬するピアニスト&文筆家の青柳いずみこ女史はこの件について一言

オム・ファタル なのだと言い切った

カルメンやマノンについていわれる ファム・ファタルは「宿命の女」と訳され
有名なフランス語ですがその男性版ですね

その魅力に憑りつかれたら最後!人生を棒に振る!という男性に出会ってしまった・・・
ということです

一体どんな彼だったのだろう・・・
そんなに別れ難いなんて・・・

興味津々ではありますが・・・また今度!


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by moriake | 2013-04-29 00:15 | 歌うこと

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