La vie en rose ・・・ 歌うこと・生きること・楽しむこと

ソプラノ歌手の森朱美。15歳と12歳の2児の母でもあります。人生最後の日に「La vie en rose!」といえるようになれたら・・・と日々奮闘中!
by moriake
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アーティストとミューズ
いつの間にか一週間経つと更新しなきゃってムズムズするリズムになってました(笑)
さてこちらはハムレットの翌日から二学期が始まりましたが
初日から目覚ましをかけ忘れる始末…
奇跡的になんとかなったとは言え相変わらず綱渡りの生活です…汗。
全くリズムを取り戻せないまま、先日は夏休みに出来なかった小旅行へ。
せっかく海辺に行ったのに嵐…。
浜辺で蟹になる予定が急遽変更で静岡県沼津に程近い「クレマチスの丘」に行きました
この辺りは晴天!!。
巨大な自然公園の中にはベルナール・ビュフェ美術館、ヴァンジ彫刻庭園美術館などの文化施設、セレクトショップ、レストランなどがあります。
特に取り立ててビュフェ好きでも彫刻好きでないのですが、以前からっずーっと気になっていたのでラッキー!
地方の美術館は広いスペースを贅沢に使って作品を飾るので気持ちがいいですね。
敷地全体がとてと感じのいいレイアウトでリゾート気分も満喫できる良い空間でした。
ビュフェ美術館には「こども美術館」が併設されており体験型の作品もあります。

今開催されてる企画展はこちらです。「木」にまつわる絵本なども沢山展示してありました。夏休みが終わってとても静かでいい感じ。

ベルナール・ビュフェは1928年パリ生まれ。ドイツ軍に占領されたパリで戦争の不幸も経験してますが、戦後の文化の復活期に若くして才能を開花させた人です。その作風はとても直線的で陰鬱な印象。キュビズムが時代の流れを作っていた時代に具象的な作風に敢えて拘った人です。黒い墨で力強く縁どられた人物や建物は一度見たら忘れられない。彼の初期の個展には巨匠ピカソやマチス、ジャコメッティ、コクトーなどがこぞってリサーチに来たそうです。私達がモノクロ写真で見る、パリ左岸サンジェルマンデプレのカフェドゥマゴやフロールに才能ある芸術家や哲学者が集っていたあの時代ですね!・・・ウッディアレンのちょっと前の映画『ミッドナイトインパリ』みたいな・・・
暫く作品を見ていくと・・・なんとびっくり!私の大好きなオペラ『人間の声』(プーランクのモノオペラ)をモチーフにした作品がありました。コクトー脚本なのでコクトーの挿絵やポスターはよく見るのですが、ビュフェも描いてたのだ!知らなかった!LP版を一回り大きくした紙にドライポイントで20枚以上の連作作品、電話機が描かれた表紙から始まり、ドラマ場面の挿絵とテクストが描かれた力作。圧巻!(作品の写真は掲載できないのでお土産でGetしたECOバッグのプリント柄でご紹介(笑))

代表作ではないのでほとんどの人はさらっと通り過ぎて行きますから、張り付いて離れなかった私は作品を独り占め!更にブティークでその作品が載っている本もGetしてご機嫌!
『ビュッフェとアナベル』(翻訳本ではなくビュッフェ美術館が監修したオリジナル)
作品の紹介、彼の生涯、時代背景をお宝写真と共に綴ったとても素敵な本でした。
アナベルって誰?って・・・もちろん大恋愛をして生涯彼のミューズとなった素晴らしき女性の事です。
ベルナールはマニッシュな魅力を持つモデルであり執筆家の彼女の虜になり多くの作品を生み出した。
ひゅ~~!
ピカソとフランソワーズ・ジロー、またはジャクリーヌ(私はジロー贔屓ではありますが…)
シューマンとクララ
マーラーとアルマ
ショパンとジョルジュサンド
ストラヴィンスキーとシャネル(こちらはちょっと違う?)
サルトルとボーヴォァール(こちらはどうかなぁ。)
岡本太郎と敏子(こちらはもはや公認ですね)
有能な芸術家にはミューズがいる
男は良き妻によって出世する
そうなんでしょうね~~
「あんた!きばりや~!」
って叱咤激励されると調子がでるものなのでしょうか(笑)
女性はどうかなぁ。
「女はちょっと不幸なくらいのほうがいい仕事をする!」
という話を聞いたことありますが・・・。
ふふふ。
さてこちらはハムレットの翌日から二学期が始まりましたが
初日から目覚ましをかけ忘れる始末…
奇跡的になんとかなったとは言え相変わらず綱渡りの生活です…汗。
全くリズムを取り戻せないまま、先日は夏休みに出来なかった小旅行へ。
せっかく海辺に行ったのに嵐…。
浜辺で蟹になる予定が急遽変更で静岡県沼津に程近い「クレマチスの丘」に行きました
この辺りは晴天!!。
巨大な自然公園の中にはベルナール・ビュフェ美術館、ヴァンジ彫刻庭園美術館などの文化施設、セレクトショップ、レストランなどがあります。
特に取り立ててビュフェ好きでも彫刻好きでないのですが、以前からっずーっと気になっていたのでラッキー!
地方の美術館は広いスペースを贅沢に使って作品を飾るので気持ちがいいですね。
敷地全体がとてと感じのいいレイアウトでリゾート気分も満喫できる良い空間でした。
ビュフェ美術館には「こども美術館」が併設されており体験型の作品もあります。

今開催されてる企画展はこちらです。「木」にまつわる絵本なども沢山展示してありました。夏休みが終わってとても静かでいい感じ。

ベルナール・ビュフェは1928年パリ生まれ。ドイツ軍に占領されたパリで戦争の不幸も経験してますが、戦後の文化の復活期に若くして才能を開花させた人です。その作風はとても直線的で陰鬱な印象。キュビズムが時代の流れを作っていた時代に具象的な作風に敢えて拘った人です。黒い墨で力強く縁どられた人物や建物は一度見たら忘れられない。彼の初期の個展には巨匠ピカソやマチス、ジャコメッティ、コクトーなどがこぞってリサーチに来たそうです。私達がモノクロ写真で見る、パリ左岸サンジェルマンデプレのカフェドゥマゴやフロールに才能ある芸術家や哲学者が集っていたあの時代ですね!・・・ウッディアレンのちょっと前の映画『ミッドナイトインパリ』みたいな・・・
暫く作品を見ていくと・・・なんとびっくり!私の大好きなオペラ『人間の声』(プーランクのモノオペラ)をモチーフにした作品がありました。コクトー脚本なのでコクトーの挿絵やポスターはよく見るのですが、ビュフェも描いてたのだ!知らなかった!LP版を一回り大きくした紙にドライポイントで20枚以上の連作作品、電話機が描かれた表紙から始まり、ドラマ場面の挿絵とテクストが描かれた力作。圧巻!(作品の写真は掲載できないのでお土産でGetしたECOバッグのプリント柄でご紹介(笑))

代表作ではないのでほとんどの人はさらっと通り過ぎて行きますから、張り付いて離れなかった私は作品を独り占め!更にブティークでその作品が載っている本もGetしてご機嫌!
『ビュッフェとアナベル』(翻訳本ではなくビュッフェ美術館が監修したオリジナル)
作品の紹介、彼の生涯、時代背景をお宝写真と共に綴ったとても素敵な本でした。
アナベルって誰?って・・・もちろん大恋愛をして生涯彼のミューズとなった素晴らしき女性の事です。
ベルナールはマニッシュな魅力を持つモデルであり執筆家の彼女の虜になり多くの作品を生み出した。
ひゅ~~!
ピカソとフランソワーズ・ジロー、またはジャクリーヌ(私はジロー贔屓ではありますが…)
シューマンとクララ
マーラーとアルマ
ショパンとジョルジュサンド
ストラヴィンスキーとシャネル(こちらはちょっと違う?)
サルトルとボーヴォァール(こちらはどうかなぁ。)
岡本太郎と敏子(こちらはもはや公認ですね)
有能な芸術家にはミューズがいる
男は良き妻によって出世する
そうなんでしょうね~~
「あんた!きばりや~!」
って叱咤激励されると調子がでるものなのでしょうか(笑)
女性はどうかなぁ。
「女はちょっと不幸なくらいのほうがいい仕事をする!」
という話を聞いたことありますが・・・。
ふふふ。
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by moriake
| 2013-09-16 10:39
| 旅のこと
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